『ちはやふる 上の句』

『…下の句』と同時に観ようかなと思っていたけど、急に行くことになった お花見ドライブの後、これまた急きょ観ることに…。

原作は読んでいないので、ほとんど前知識ゼロ状態だったけど、なかなか面白かった。広瀬すずは想定どおりのチャーミングな演技。『舞妓はレディ』に出ていた上白石萌音…何だかネットではイマイチとか言われているらしいが、とても可愛いかった。これからいろんな役をやっていくんだろうな。

何より意外だったのは、子供の頃に楽しんだ百人一首を、今も結構憶えていると気づいたことだ。映画に出てくるかるた名人が住む福井の地で過ごした小学校時代には、毎週クラスで「かるた大会」があった。もうはるか昔の話だけど、やっぱり盛んな土地柄だったのかもしれない。クラブ活動もあったかもしれないが、毎週行われるクラスでの勝ち抜き個人戦の方が強く印象に残っている。
掃除する時のように教室の机と椅子を片付けてから長~いゴザを引き(時代を感じる…^^;)ズラリと並んで対戦。勝者は上の席方向へ敗者は下の席方向へ一つ移動する。腕を上げればどんどん上位席に勝ち上がっていけるのがモチベーションになったものだ。
映画の競技かるたのようにスポーツ的ではなかったけど、読み札を読む先生の声にグッと意識を集中する感覚は忘れない。

全国大会までが描かれる『…下の句』が楽しみ(^^♪