綾瀬はるか…好きだけど。

ようやく『私を離さないで』最終回を観た。
やっぱり微妙な終わり方。
「クローンによる臓器移植医療システムは早晩破たんするだろう」と、チラリと語られるのが唯一の光と言えなくもないけど、それを希望というには心許なさすぎる希望的観測だ。どう考えても絶望しか残らないストーリーは、救いのないまま終わってしまったけど、そもそも人間は、あのシステムで生き延びることに耐えられるだろうか。

「生きているには意味がある」と語る『あん』の樹木希林のセリフのほうが力があるのは、やはり実存する人たちの言葉だからかもしれない。

まぁ、どちらも、この世の生命だけを見ていると、単純な〝希望〟を見いだすことは難しいとは思うけど。

あ、『精霊の守り人』ってもうシーズン1が終わるらしい。
シーズン2は来年?
NHKは何だか力んでる実写ファンタジーみたいだけど、第一印象は「韓流時代劇みたい」。綾瀬はるかはアクションも頑張っているが、藤原竜也と吉川晃司が出てくると『るろ剣』みたいに見えてくるし、完全特殊メイクの高島礼子はもはや誰だかわからない。(誰でもいい?^^;)
ちょっと期待して見始めて、?と思いながらも、いやいや面白くなってくるかも…と見続けたけど、結果は残念なことになりそうだ。

綾瀬はるかは…好きなんだけどな~。

ついでだけど、スーパーマンバットマン&ワンダーウーマンの競演もド派手に退屈だった。ま、これは特に残念でもないけど。